-商品説明-
【サイズ】 縦:190 mm/ 横:66 mm/ 厚み:30 mm / 重量:約 670 g
研磨力・研ぎ感にこだわり、研ぎ感の異なる伊予砥を独自でブレンドし、絶妙なバランスで調合しました、
ほとんどの作業が手作業でつくられた砥石です。
中砥石 ・(♯1500〜2000) 刃物中仕上げ用
主原料 ・天然砥石伊予砥
愛媛県伊予郡砥部町は古くから砥石の産地として名をはせていましたが、昭和の終わりに砥部町外山の砥石山は閉山されました。 伊予砥の歴史は古く、平安時代に編纂された、法律書 「延喜式」にも伊予の産物として外山産の砥石を使ったという記録が残されています。 古来より、砥部町の伊予砥は良質な砥石として文化遺産の建設に使われていました。日本最古の砥石の研ぎ感をご堪能下さいませ。
【砥部砥石ものがたり】 (伊予鉱業所さん紹介文より)
伊予砥石は歴史も古く、奈良朝の「正倉院文書」には観世音菩薩像造立の料(あるものを造るための材料)に伊予砥石が納められたという記述から8世紀ごろにはすでに知られていたことが証明されています。
また砥石を造る職業集団「造部(つくりべ)」の意味を持つ砥部の地名からも古い歴史を知ることができます。
また、品質はなるべく維持して、価格は手頃に、しかも安定供給できるものを、一般家庭からプロの職人さんまで、全ての人に愛される砥石として、100%天然の焼成砥石の開発をしました。
全国の陶磁器産地に陶石を出荷している採掘業者ならではの技術を結集し試行錯誤のなか、独自の練りと焼き温度を追求し、やっと商品化することができました。それがセラミック砥石の「匠磨」です。
伊予鉱業所の陶石のみを使用した100%天然素材の砥石です。
砥石を使うシーンは、従来ですと料理人や大工、彫刻家などが浮かびますが、セラミック砥石「匠磨」があれば、今ブームのアウトドアや趣味のアート制作などさまざまな目的や場面での使用が可能になります。
古き良き時代から学び、新しい産業に挑戦していく、砥部に令和の産業として「伊予砥」を復刻し、「研ぎ文化」を未来へと継承してまいります。そして日本のみならず世界へ日本の文化を発信していくことが、愛媛で唯一の伊予砥の採掘業者としての使命だと思っております。
Iyo TOISHI
A stone used to sharpen knives is called ‘TOISHI’ in Japanese. In the JOMON period, stones were also polished with harder stones, and whetstones have been found in ruins.
Today, most people use cheaper artificial whetstones, but many cooking professionals and Japanese sword sharpeners use natural whetstones for the final finish, as they desire the softness of natural stones.
Artificial whetstones, which are mainly made of carbon and alumina, have angular particles that can sharpen the work more than necessary. Natural whetstones have rounded particles, allowing for fine adjustment of sharpening.
TOISHI from Iyo, Ehime Prefecture, which is made of hardened sandstone, is attractive not only for it’s sharpening ability but also for the beauty of the stone itself, with its different colors and patterns.
Just displaying it with knives in a room is a nice interior design, but how about sharpening knives in the kitchen with a natural Japanese whetstone?