WALL -CRAFT&ANTIQUE- | 作家さんの手しごとを集めたセレクトショップ

伊予鉱業所 / 伊豫銘砥【 木目 04 】原石タイプ (IY_096)

販売価格
18,700円(本体17,000円、税1,700円)
型番
IY_096
数量:

-商品説明-

【サイズ】 縦:~ 290 mm/ 横:~ 80 mm/ 厚み:28 mm / 重量:838 g

愛媛県伊予郡砥部町産

原石タイプ

中砥石 (♯1500〜2000) 刃物中仕上げ用

天然砥石としての性質上、刃物の材質および鋼材等により相性が合わない場合がございます。

【ご使用について】
裏面よりお使いください。

【保管について】
天然石ですので、気温差や湿気の有無、衝撃で割れてしまう場合があります。使用後は水気をよく取り除き、タオルや手ぬぐい等の布で巻いて湿気のないところで保管するのが良いです。

出来る限り水のかかる場所や急激な温度変化のある場所(屋外の霜が当たる場所)は避けて保管して下さい。


Size:~ 290 mm x ~ 80 mm x 28 mm (thickness) Weight; 838 g
made in Tobe-cho, Iyo-gun, Ehime
Medium grit (♯1500〜2000) / for daily maintenance

A number, such as #220 or #1000, indicates the roughness of a whetstone.
Natural whetstones are not uniform in grain and may not suit some blade materials.

Please use it from the reverse side.
Since it is a natural stone, it may crack due to temperature difference, humidity, or impact. After use, it is best to remove water well, wrap it with a towel or other cloth and store it in a dry place.
Avoid storing the product where it gets wet or where there are sudden changes in temperature

愛媛県伊予郡砥部町は古くから砥石の産地として名をはせていましたが、昭和の終わりに砥部町外山の砥石山は閉山されました。 伊予砥の歴史は古く、平安時代に編纂された、法律書 「延喜式」にも伊予の産物として外山産の砥石を使ったという記録が残されています。 古来より、砥部町の伊予砥は良質な砥石として文化遺産の建設に使われていました。日本最古の砥石の研ぎ感をご堪能下さいませ。


【砥部砥石ものがたり】 (伊予鉱業所さん紹介文より)

伊予砥石は歴史も古く、奈良朝の「正倉院文書」には観世音菩薩像造立の料(あるものを造るための材料)に伊予砥石が納められたという記述から8世紀ごろにはすでに知られていたことが証明されています。
また砥石を造る職業集団「造部(つくりべ)」の意味を持つ砥部の地名からも古い歴史を知ることができます。
安価で提供できる人工砥石が流通し始めるとともに天然砥石が激減、しかし最近職人さんたちの間から本物を求める声も多く先人たちが残してくれた大地に眠る遺産を再び掘り起こし地域活性化の資源にしたい考えました。千年の砥石「匠磨」で研いだ刃物の切れ味をご堪能ください。
この「匠(たくみ)」の方の「匠磨」は天然砥石のため、オンリーワンの商品となります。

また、品質はなるべく維持して、価格は手頃に、しかも安定供給できるものを、一般家庭からプロの職人さんまで、全ての人に愛される砥石として、100%天然の焼成砥石の開発をしました。
全国の陶磁器産地に陶石を出荷している採掘業者ならではの技術を結集し試行錯誤のなか、独自の練りと焼き温度を追求し、やっと商品化することができました。それがセラミック砥石の「焼磨」です。
茶褐色の砥石は、伊予鉱業所の陶石のみを使用した100%天然素材の砥石です。

砥石を使うシーンは、従来ですと料理人や大工、彫刻家などが浮かびますが、セラミック砥石「焼磨」があれば、今ブームのアウトドアや趣味のアート制作などさまざまな目的や場面での使用が可能になります。
古き良き時代から学び、新しい産業に挑戦していく、砥部に令和の産業として「伊予砥」を復刻し、「研ぎ文化」を未来へと継承してまいります。そして日本のみならず世界へ日本の文化を発信していくことが、愛媛で唯一の伊予砥の採掘業者としての使命だと思っております。

Iyo TOISHI
A stone used to sharpen knives is called ‘TOISHI’ in Japanese. In the JOMON period, stones were also polished with harder stones, and whetstones have been found in ruins.
Today, most people use cheaper artificial whetstones, but many cooking professionals and Japanese sword sharpeners use natural whetstones for the final finish, as they desire the softness of natural stones.
Artificial whetstones, which are mainly made of carbon and alumina, have angular particles that can sharpen the work more than necessary. Natural whetstones have rounded particles, allowing for fine adjustment of sharpening.
TOISHI from Iyo, Ehime Prefecture, which is made of hardened sandstone, is attractive not only for it’s sharpening ability but also for the beauty of the stone itself, with its different colors and patterns.
Just displaying it with knives in a room is a nice interior design, but how about sharpening knives in the kitchen with a natural Japanese whetstone?
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